評価:★★★★☆ 3.8

 文芸社小説大賞にUSBで送った作品。再度選考され電話を頂きました。締め切りが近く急いで送った為完璧ではありませんでしたが、大作とお褒めの言葉を頂き、小説家への入り口になると説明を受けました。嬉しい誘いでしたが…ほぼ自費出版のため書籍化はしてないのでよろしくお願いします。本編スタート前に最初から最後までのあらすじをアップしてます。現在は改稿して完璧。

 ☆ネタバレ含む(米印ネタバレ)
 無料海外ツアーのモニターに登録し、見事に当選した主人公の島谷類は、友達を誘って人生初の海外旅行へ出かけた。その後、飛行機が無人島に墜落する。ミクロネシアの無人島と思いきや何かがちがう。

 のちに無人島に野宿する彼らは、旅行会社は死神だったのでは?と考えるようになった。そして飛行機の墜落が原因で異世界の無人島にワープしてしまったと推理し、最悪の脱出ゲームの中にいると思い込むようになった。

 自分たちを取り巻く謎…

出航日で止まってしまったスマートフォンの日付表示は、十七歳で止まった年齢を現す。草すら毟れない硬質な島の生体。眠れば学校の鏡の世界に意識が移動。そこは現実の学校とリンクした不思議な場所。鏡に文字を書けば現実の鏡に反映される。東京の死神屋敷(心霊スポット)で怪死した若者たちと、三十年前に行方不明になった屋敷の所有者の娘と島との繋がり。そして乗客の幽霊の登場。

 ここはどこなんだ? 異世界か? それとも…

 ※自分たちの身に起きた現実から逃れたい恐怖心理によって、彼らの周囲では推理の世界が創り上げられていく。そして、必死にもがけばもがくほど、脱出不可能と思われる推理の世界に陥っていく。読み手も登場人物もこの島のカラクリ(謎)に騙される。
 
 この作品は通常のミステリー小説とは異なり、謎のないところから主人公たちの恐怖心理により謎が創り上げられ、それを推理していく斬新なストーリー構成です。

 彼らによって創り上げられた推理が解けたとき、彼らの身に起きた真実と現実を知ることになる。なぜ彼らは自ら難解な脱出推理ゲームを創らなくてはならなかったのか? この島はいったいどこなのか? 彼らが探すゲートとはいったい何なのか?
 
 なぜこの作品が自殺防止作品なのか?

 これはただのSF青春ミステリー小説じゃない―――

 スピリチュアルな類をみない自殺防止作品、ここに開幕!


話数:全45話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象