評価:★★★★☆ 4.1
人生に疲れた末に会社を辞めた。どこかに逃げ出したくなり、ふらりと船に乗っていた。行き先は小笠原諸島。海が見たいと思っていたのでちょうど良かった。
もうすぐ島に着くという時、彼はイルカがジャンプするのを見た。聞けば小笠原ではイルカと泳ぐことが出来るらしい。ちょっと面白そうじゃないか。青い海、青い空、白い砂浜、のんびりした時間。全てを満喫した彼はイルカと泳いでいったい何を発見するのか。これは疲れた大人に贈る夏休みの物語。
話数:全4話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
レビュー タイトル通りです。まだ冒頭しか読んでません。がっ! これはお薦めせずにいられない気分になったのです。ワタクシ、小笠原諸島には行ったことがありません。テレビで得た景色しか心には描けませんが、文字を目で追えば、あら不思議!! なんと脳内に、何処までも広がる青い空、青い海、泡立つ白波、それどころか海上の清涼で塩気を含んだ風さえも感じるではありませんか!作者の足軽三郎様は、『空気』を感じさせる描写が素晴らしくて、以前他の作品を読んだときにも、まるでその場に自分がいるかのように感じたことがあります。良かったら皆様も、ご一緒に南国の空気を味わってみませんか?