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最北の地。世界の果てであるそこには、罪人の都があった。
古い大戦によって空は焼け落ち、灰ばかりが降りしきる異様の大地は、いつしか常夜国と呼ばれるようになる。
そこは、人の世では手に余る「異端」たちの流刑地だった。
先天であれ後天であれ、人類あるいはその社会では扱いきれない者達は、その多くが最北へと追放されるのである。
そして、小さな農村の少年リコルもまた、異端として北送りとなる一人であった。
世界を救う力を持つわけでもなく、世界を揺るがす狂気を宿すわけでもない。
ただの少年でしかない彼は、ある騒動の中で赤眼の少女フラムと出会う。「アンタに相応しい場所に連れて行ってあげる」
運命に翻弄されるまま身一つとなってしまったリコルにとって、選択の余地はなかった。
そうして導かれたのは、古い城。
名だたる罪人達がフラムという少女の元に集う、紛う事なき魔境であった。
これは、異端の少女とその世話役である少年を軸に語られる、物語群である。※ご報告
現在、連載を中止しています。
ストーリー構成が難航している為、一度距離を置こうという判断です。
見切り発車で投稿してしまい、申し訳ありません。
別作品「小さな死霊術士の奮闘記」の執筆は続けておりますので、
よろしければそちらをお楽しみください。
話数:全3話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
