評価:★★★★☆ 4
『闇に呑まれる』という光が地上に一切届かなくなる現象。
ある魔女の失敗から生まれたこの現象は、ある者からは生活を。ある者からは生命を奪った。
光のない世界は徐々に侵食するように世界に広がりつつあった。
そんな事実が噂としてしか届かない町に、普通の光ではない、変わった依頼を受け付けるランプ屋を営むリットという青年がいる。
人々に光を与えて生活する青年が、ある依頼をきっかけに『闇に呑まれる』という現象に関わることになる。
話数:全325話
ジャンル:アドベンチャー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
この物語では、酒呑みで下ネタと皮肉屋で性格は良いとは言えないけれど何だかんだ憎めない、それが主人公です。それに読書家という…これぞ、ギャップ。(萌えはしない笑)物語を構成する言葉も素晴らしく、語彙の広さで情景が想像しやすいです。戦闘はなく、地道な探索と軽快に出てくる軽口、キャラ同士の会話に魅力を感じることでしょう。それに散りばめられた伏線で物語の展開に期待が抱けます!ぜひ期待を抱いて読んで下さい。ドワーフ、妖精、女騎士、魔女、数多くのファンタジー要素があります。ファンタジー好きなら「ランプ屋の青年」オススメです!!できれば命の灯火まで読んで欲しいです。ひねくれリットの新たな一面が見れます。そこまで読んだ時、貴方はもう物語にハマっていることでしょう!世界の闇を解き明かしたその瞬間に立ち会えるかは、彼らを追い続けた人のみ。貴方はその瞬間に立ち会えるでしょうか?