評価:★★★★☆ 3.9
ユージーンは故郷の村を飛び出したが、成長して傭兵となり帰ってきた。
彼には、いつも世話を焼いていた幼なじみのエミリーがいた。
戦場をくぐり抜けるたび、思い出すのはなぜかこのエミリーだった。
そのエミリーと再会し、二人で、ある晴れた日に、のどかな光景の中で語り合っているうち…。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
完結日:2019年8月3日
作者:永野水貴
中編の作品を求めていたら、このお話に出会いました。タイトル通り、こちらのヒーローは傭兵としてひと仕事終えて、生まれ故郷に戻ってきます。そしてヒロインと再開するのですが……。そのヒロインは悲しい現実が待ち受けています。淡々とした文章なのに、男性目線で書かれる幼馴染のヒロインへの気持ちが、ジレジレを通り越して、胸に刺さります。悟りきってしまったヒロインとヒーローとの会話も、とっても歯がゆく切ないです。でも、これは悲劇なお話ではありません!結末は、どうかこれを目にした方自身で確かめてみて下さい。とにかくオススメです。