評価:★★★★☆ 3.5
99勝0敗。結成から負け知らずの同盟に、忍びの影あり――。
戦闘訓練の一環として行われた模擬戦は、今や民草からの話題を集めるイベントの一つ。
しかし、この同盟を束ねる長・女エルフのシェーシャには大きな問題があった。――マスターとしての器量に欠ける
勢いだけの勝利に慣れ染まり。そしてそれが、メンバー全員に蔓延させてしまっている。
海を渡り大陸へとやってきた、異質の職業(クラス)忍者は、任務遂行のためならば手段を選ばない。
艱難辛苦を経て玉にすべく――重ね立てた指を、あろうことか100勝目を目前にした彼女の尻に、思い切り突き立てたのだった。☆ 小説情報 ☆
(9/4)新章追加しました m(_ _)m
話数:全74話
ジャンル:異世界ファンタジー
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
数多ある追放物の中で、本当に追放されるべくして追放される者はそうそういないのではと思う。そう、この物語の主人公、忍者『十蔵』はあろう事か、所属クランの長、『シェーシャ』の尻穴に悶絶級のカンチョーを見舞ったのである。その後十蔵は言うまでもなく追放。しかし、彼の脱退によりクランは次第に立ち行かなくなっていくと言うお決まりの展開なのだが、本作はそこからが違う。この忍者、懲りる事なく何度もやらかすのだ。同胞の尽力?により、クラン復帰を果たした傍から一突き。更には妖精も一突き、女王陛下も一突きと、種族立場問わず次から次へと、彼の餌食となっていく。果たして、次は誰の尻穴が狙われるのか。 是非、忍者の『活躍』に一度目を通して頂きたい。*この物語は既に完結を約束されていますので、安心してお読み頂けます。