評価:★★★☆☆ 3.3
「ひとりで」身を立ててきた、魔法が使えない大魔導士、イリス。彼女が、一般男性のニコラウスを育て上げ、「ふたりで」生きていこうとするお話。
大魔導士イリス・ステンキル・ブロット。女ながらに王都で、否、国中で一番の魔導士として、その名を轟かせた。死に際し、彼女は、蘇るための魔法を開発する。そして実際に、蘇った。死体に魂を乗り移らせる、という方法で。
「誰も、私のことを知らない……」
せっかく生み出した新しい魔法の数々も、今となっては誰も知らない、自分だけの知識になっていた。魔法の使えない体になってしまっても、イリスの信念は変わらない。
「魔法は誰でも使える」「魔法は何でもできる」
魔法の知識が失われた未来で、イリスの知識と、相棒のニコの魔法を駆使して、ふたりは大魔導士として成り上がっていく。
*アルファポリス様にも、投稿しています。
時代:未登録
舞台:未登録
注意:全年齢対象