評価:★★★☆☆ 3

 聖徳太子が存在しなかった世界線の日本。それは絶対的身分格差と、消極的外交が世のしきたりとなっていて、古の貴い血族と、数百年に渡り崇め続けた八百万の神々より賜りし異能『神寵』が、処世術となっていた。

 日本皇国士官学校――大和県にある、未来の護国の英雄を育成する、権力者の登竜門だ。

 時は入学式、故に、貴い血族達がところせましと門を潜り、集っていた。

 しかしそこに、異端が一人――『松永充』、元奴隷の歴を持ち、信仰の先には『バエル』の名があった……

 これは、世に逆らいし者の物語である。


話数:全13話

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
雰囲気:
展開:未登録

その他要素