評価:★★★★☆ 4
主人公レンスが生まれ持った職業は『死霊術師』だった。しかしこの世界では死者の霊を呼び出しても、霊体であるが故に魔物に攻撃が通らない上にすぐ消えてしまうので戦闘では全く役に立た無いため、死霊術師はハズレ職だとバカにされ続けていた。
そんな彼はずっと底辺の冒険者として生きてきたのだが、ある日彼は偶然大昔に死んだ女賢者セレスの霊と出会う。そこで死霊と会話ができる彼と孤独に耐えかねていた彼女がお互い久しぶりのまともな会話をしたのだが、そこで彼女から驚くべき言葉を聞く事になる。
「え? 死霊術師がハズレ職? 何言ってるの? 死霊術師は過去の強者の魂を取り込んで無限に強くなれる最強職業だよ? 試しに私を取り込んで見る?」
そう。死霊術師という職業の能力は、霊を呼び出して戦わせるのではなくその霊を取り込んで自分を強化すると言うのが正しい扱い方だったのだ。それを知った彼は、目的のない旅をしながら殺した相手の魂やセレスをを含む各地に残ったかつての英雄達の魂を取り込んでいき、やがて最強に成り上がっていく。そんなお話。
※申し訳ありませんが一旦短編として完結とします。気力が湧いたら続きを書くかもしれません。
時代:未登録
舞台:ダンジョン
注意:全年齢対象