僕と魔劍の英雄譚~落ちこぼれの僕が魔劍と出会って最強に~ 完結日:2019年10月22日 作者:シクラメン 評価:★★★★☆ 3.6王立魔術師学校、序列最下位のアイゼルブート。 賢者と同じ『知覚魔法』の持ち主だが、三期連続で最下位を彷徨っていた。 ある時、賢者によって『狭間の森』に飛ばされた時、ある一つの剣と出会う。 それが、彼が最強へとなりあがるための切っ掛け。 彼が手にしていた『知覚魔法』は魔劍を手にすることで真価を発揮するものだったのだ。 これは学園きっての落ちこぼれが最強へと成り上がるまでの物語 話数:全100話 ジャンル:ファンタジー 異世界ファンタジー 登場人物 主人公属性 主人公最強現地主人公男主人公 職業・種族 未登録 時代:中世 舞台:学園 雰囲気:未登録 展開:成り上がり その他要素 サクセスストーリー ハーレム 剣と魔法 注意:R15 残酷な描写あり なろうで小説を読む
最初は、王道ファンタジーの香りがします。その印象は正しくはあるのでしょう。王道という中であっても、作り込まれた設定が目を引きますし、その用語も心を躍らせます。報われない少年が、頑張る姿も応援できます。が――何処かおかしいのです。素直に世界のあり方を受け入れがたい“何か”がある。大いなる詐術が施されているような、歪みがある。そうとなれば、やはり注目すべきは主人公たる少年――アイゼル・ブート。何とも慎重で、言ってしまえば思い切りの悪いところがある。だが、そんな印象も作者の手の内の中。彼が主人公たる所以は“そう”であるが故に。あるいは世界が“そう”であるが故に……かも知れません。この何処か危なげなアイゼルと世界を堪能してみませんか?