評価:★★★★☆ 4
チート級の能力の覚醒と引き換えに、自ら死ぬこともできず、永遠に星から星へと流され続ける残酷な運命を背負う者たちがいる。彼らはフェバルと呼ばれた。
ある日、星海 ユウはフェバルとして覚醒してしまう。だが目覚めた能力は、男にも女にも自由自在に変身できるという一見それだけのものだった。
時には男、時には女。性別も能力も異なる二つの身体を使い分け、ユウは果てしない異世界の旅を続けていく。
旅は困難に満ちていた。次々と襲い来る強敵、行く先々で訪れる世界の危機。幾多の出会いと別れを経て、無力だった少年は徐々に秘められた能力の真価を解放し、宇宙の命運を背負う戦士へと成長していく。
なぜユウはフェバルにならなければならなかったのか。なぜ行く先々で過酷な試練が待ち受けているのか。やがて真実が明らかになるとき、ユウは絶望の運命と対峙する。
これはユウの旅と人生、そして運命との戦いの物語。
※現在、第三章「二つの世界と二つの身体」完結。第四章『I』は、エログロ鬱要素が強い内容であるため、ミッドナイトノベルズとハーメルンにてR18版で連載しています(『フェバル~TS能力者ユウの異世界放浪記~ 4章『I』 R18版』)。
※章ごとに舞台となる世界が変わり、一部を除いて登場キャラクターも一新されます。
※私個人のサイト、ハーメルン、カクヨム、ノべプラでも連載しています。
話数:全512話
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:シリアス
展開:未登録
この物語は最初は王道ファンタジーかと思っていましたが、読み進めていけば行くほど内容が複雑かつとても壮大で、先の展開が予想がつかなく、ドキドキハラハラさせてくれると思います。話数もかなりの多く、1章ごとに世界観や登場キャラは異なります。よくある異世界転生モノとは全く異なり、お決まり展開なるモノがなく、飽き飽きしないと思います。設定もなかなか斬新だったり、世界観の作り込みがとても素晴らしいです。そして、どんなに世界が残酷でも主人公のユウはどこまでも人の心を忘れない純粋な優しい子で、読んでいてとても気持ちがいいですし、何より可愛いです!!!!(迫真)他のキャラ達も一人一人とても個性的で、きっとあなたも推しができていくことでしょう!私はこの愛溢れた作品が大好きです!これからの展開がどんどん気になってくるフェバル、皆さんも是非最新章まで読んで沼へと沈みましょうね!
なろうでよく見る俺Tueee系ではなく、ヒトに寄り添って星々を旅していき、成長していく物語です。この作品のタイトルにあるTSという二文字で見るのを避けてしまうのはとてももったいない作品です。実際、TSとは言ったもののそれはあくまでこの作品をより面白くする一面でしかなく、TS要素はそこまでがっつりとはありません。TSと聞いて頭に浮かぶであろう百合展開は一切ありません。また、舞台が宇宙全体ということもありとても話が壮大でとても練りこまれている大変素晴らしい作品です。「細かい設定は難しくて苦手!」って人でも、1章で1惑星の物語ですので大丈夫かと思います。今までたくさんのなろう小説を読んで来ました。その中には最近よく目にする異世界転生ものもたくさんあります。そんな自分ですが、この作品は今まで読んだどの作品よりも【面白い】と自信を持ってオススメできますのでぜひ読んで下さい!
男女を行き来できる特殊な存在となった(+α)ユウ(可愛い)が、厳しくも優しいいくつもの世界(宇宙)を渡り歩き、同じように特殊な存在となった者達やその世界の住人達と、協力したり対峙したりしながら宇宙を生きていく壮大な物語である。 と書きましたが、実際は世界(章)ごとに学園や機械と人とが争っている世界等や、世界を救うレベルの危機からほのぼのやちょいエロまで色んなものが混在した、異世界アクション&魔法(+メカ)の、ユウ成長物語です。 序盤のTSを越えれば(TS好きの方は、序盤の他にも作中のTS描写は所々に散りばめられています。)、ハマる人はハマる作品です。 1章から順番に読んでいき、疲れてきたら外伝で箸休めしたりしつつ読まれると良いかもしれません。 私がなろうに入会するきっかけとなった大変面白い(あくまでも個人の感想です。)作品です。お時間がある方、是非読んでみてください。
この物語は主人公ユウが、TS能力と努力、友人たちの支えによって難事に立ち向かう物語です。その魅力をぜひ本編を読んで確かめてください。 TSが苦手、と敬遠する方もいるでしょう。しかしこの物語は普通のTSではありません。その理由は二つあります。 一つは、主人公はその性別を自在に変えられるということです。最初は女性になってしまった戸惑いもあります。しかし主人公は物語を通して、それぞれ特徴のある 男女双方を使い分けて活躍します。もう一つは男と女、二つの人格があることです。物語を読み進めると女性人格が現れます。普段女性の体でいるときは彼女のサポートによって、女性的に振る舞えてるのであり、彼の精神性は男性そのものです。そのためTSにありがちな、別の男性に惚れたり安易な百合展開はありません。 二章から読めばこれらのことがよくわかるのでTSが苦手な方はまず二章から読んでみてはいかがでしょうか
主人公の可愛さと物語のクオリティの高さ!色んなところで弄られる主人公ももちろん可愛いけれど、周りのキャラクターがこれまた魅力的で、お話しにも上手に絡んでいて読み進めて行くうちにどんどんと入り込んでしまう作品。私的にはまとめ読みがオススメですね、先が楽しみ過ぎて正直1話1話読んでたら間が持ちません笑1章、2章と中々長いですが読んで行くと一気に読み切れちゃいます!お話しの中で成長して行く主人公を見るのが楽しい作品だと思います。男女関係無く楽しめると思いますので、時間のある時に是非覗いて見て下さいヽ(´∀`)ノ
登場するキャラクターはどれも個性的で、魅力的です。敵キャラクターに対しては、初めは「何だよこいつ!」と思うことがあるかもしれませんが、そんな思いも覆るほどのことが、後に待っていたりします。「何かが過去にあるから、今の彼(彼女)が存在する」と言い現わすのが適切でしょうか。嫌いなキャラも、気付けば好きになってしまうのが、また面白いなとも感じますね。主人公は特に際立っていて、今のところ全編を通して、成長したとしても、可愛さを保ち続けています。作中の仲間たちに愛されている理由の一つかもしれません(他にも、気配りや優しさの点もありますが)。自然とそんな主人公に惹かれていく方も、多いのではないかなと思います。各キャラクターの心理描写には特に注目して読むのがお勧めです。最後に、一周読み終えたらもう一周読んでみることもお勧めします。一週目では見えなかったことが、見えてきますよ。
TSとタイトルに付いていたりしますが、TS要素は基本フレーバー的で、むしろ二つの相互補完的なスタイルの使い分けに近いところがあります。 実際の中身は王道ジャンプ系ヒーロー物語。タイトルで敬遠していた人は一度読んでみることをおすすめします。 読むときは時間をとって一章まとめ読み推奨。 典型的な単行本系作品で、まとめて読んで初めて満足出来る系統の作品です。 そのせいで連載だとやや不満が残ってしまうのが難点なのですが、まとめてならその欠点も目に付きません。 ちょっと特殊な主人公の、戸惑いや怒りに一喜一憂しながら読むのが正しい、正統派のおもしろさを持ったお話です。 時間の余っているときに、是非どうぞ。