戦が終わった世界で剣や刀を振るう場所へ
合戦が一昔前のことになった平安な日々は次の時代へ向っていた。
主人公は……
各国守護の戦が一昔前になり、武士と言われる者はいなくなろうとしていた。
隼人は憧れていたが、それは小さな子供が物語で聞けば当たり前のことであった。
そして戦後生まれの彼も成長し、夢と時代の妥協点として警察官を目指すことにする。
家族の応援もあり警察学校に進んだ隼人は、想像と違う学校生活を送ることに。世界は……
人々は自らも含めた誰しもが宿している「神の祝福」という力を生活の中で感じ、感謝していた。しかし、その小さな力の影響は次第に意味をなさなくなっていく。
合戦が終わってからの世間では、むしろそんなことを意識するのは時代錯誤と言う者もいたぐらいであった。登場人物
中条 隼人(なかじょう はやと)
武士がいなくなった世界で警察官を目指し警察学校に入る十五歳の青年。
想像と違い実戦も行う授業に躊躇しながらも、純粋に目標へ向う。伊丹 長三郎(いたみ ちょうざぶろう)
警察学校で隼人と同じ部隊。
キザな連中を否定しているのに背は高く髪も伸ばしていて、隼人から見れば十分そちら側に見える。仁科 穂見月(にしな ほみつき)
警察学校で隼人と同じ部隊。
隼人が一目惚れしてしまった女生徒。おとなしい性格と伸ばしている髪のせいか、影があるように隼人は感じている。根津 霞(ねづ かすみ)
警察学校で隼人と同じ部隊。
明るくとぼけた様子なのに、実戦では強い。堀田 鮫吉(ほった さめきち)
隼人の部隊の部隊長。
二年生で年齢もひとつしか変わらないのに、しっかりしていて隼人たちにとっては頼れる存在。松下 舞(まつした まい)
隼人の部隊の副隊長。
二年生。カワイイお姉さんと見せかけて、強気で乗りがいい。※「カクヨム」にも掲載しております。
選ばれるべき生徒たち――統合局神託部警察学校――
完結日:2019年10月14日
作者:深川 七草
評価:★★★☆☆ 2.5
話数:全100話
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象