評価:★★★★☆ 4
ボッチ女子だった主人公はある日落雷に打たれ、死んでしまう。
だが、彼女には第二の人生が用意されていた。
そう、ゲームにおける悪役令嬢としての人生が。
悪役令嬢──それは悪い令嬢である。
だが、その悪役令嬢というのは前代魔王を食らい、最強の四天王を従え、終盤のボスである邪神すらを上回る力を持ったラスボス系悪役令嬢であった。
これは悪役令嬢とは何だったのかと思いながら、その魔王的言動故に勘違いを重ねていってしまい、時に慕われ、時に恐れられ、時に敵対し、時に友情を育む悪役令嬢のあたふたした物語。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:勘違い
おそらくはコメディ寄りで錬金術師のアトリエライクなハイファンタジーです。自信がなさそうに書いておりますが、何分にも序盤につき先が読めないもので。読み始めるなら今(2019年7月上旬)が旬ではありましょうぞ。第616特別情報大隊氏が百合を香らせて来る作品は期待値が高いのですよ。 マイルドな人格の転生者が自身の口から迸る魔王弁に戸惑う姿、いいですよ。「(いわゆるTSものの)自分ヒロインがドの付くサディストだったら」的な味わいがある。 悪役令嬢ものとしても読める……はず、多分……。盛りのいいプリンアラモードじみた序盤のうちにブクマしておきませんか?