評価:★★★☆☆ 3.3
結局病室から1歩も出れないまま永遠の眠りについた俺こと立花奏多は起きたらミミックになってました。
………ってちょっと待て!
確かにまだまだ生きたいと願ったけど!
でもなんでミミックなんだ!
ステータス見たら脳筋の代償にミミックのままでは移動不可ときた。初手詰んでないかこれ……
で、どうにかこうにか人の姿になれたけど、前世のハマってたゲームのせいで性別は女の子だし(一応男にもなれたがこのときは気付いてなかった)男に連れられた女の子がゴブリンに襲われそうになってるのを助けたらお姉さまと慕われた。その後、邪神と呼ばれるおじいちゃんに土下座され、なんとか誤解を解き、邪神さんの姉妹とも仲良く暮らしていく。
でもたまに姉の方が俺の布団に潜り込んでくるのは心臓に悪いからやめてくれよな……
まさか、後になってこれが当たり前になるのはこの時俺は思いもしなかった。
でも前世が全く友達もできなかったけど、こうして出会いがあることには感謝しなきゃな。あの子達のおかげで俺の異世界生活は楽しいものになった。
………あの世界に残してしまったあの子が気がかりだけどね。
願わくばまた会いたい。
そう願うが、そんな都合のいいことがあるだろうか?
誰が、何の為に転生させたかは知らないけど、もう置いていくのも置いていかれるのも嫌だ。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録