評価:★★★★☆ 3.6
魔法が親からの遺伝により左右される世界。
潮風に育まれた少女、リライナ・メイリークは、魔法が定着しなかった。
魔法が将来の職業を左右するこの世界で、リライナはある日、一人の画家と出会う。画家とは、魔法を必要としない、そんな職業の一つだった。
――――これは、リライナ・メイリークの、喜びと苦悩と、旅の物語である――――
時代:未登録
舞台:未登録
完結日:2019年9月29日
作者:末吉 勇雪
魔法が親からの遺伝により左右される世界。
潮風に育まれた少女、リライナ・メイリークは、魔法が定着しなかった。
魔法が将来の職業を左右するこの世界で、リライナはある日、一人の画家と出会う。画家とは、魔法を必要としない、そんな職業の一つだった。
――――これは、リライナ・メイリークの、喜びと苦悩と、旅の物語である――――
∀・)こんにちは。皆さんは魔法が使えるとしたら、どんなことに魔法を使いますか?ボクは何でもゆうことを効いてくれる分身がつくりたい。切実に。イデッチです。∀・)まぁ、そもそも「魔法」って概念が「この世界に存在しないもの」とされている現実ですが、科学の力もまた魔法のようなものだって友人と話をしたことがあります。その真偽を語り尽くしてもキリがないのですが、この物語の主人公リライナは「魔法が定着しない少女」です。この響きが個人的は凄く独特な響きを持っていて、魔法が人々の生活に自然とある世界での話なんですね。これってまさにファンタジーなんですが、この物語はたくさんの人物が登場し、それぞれの悩みや葛藤も丁寧に描かれています。だけど言葉1つ1つが優しくて、まるで大人の絵本のようで。魔法があるからご都合主義とは違う「たしかな物語」を味わえる作品です。ぜひこの感動、体感しに来てください☆