評価:★★★★☆ 3.8
TOブックスより書籍1&2巻発売中!
「ダンジョンはいいぞ!」
巨乳で親切な騎士見習いのお姉さんに乗せられて、僕は冒険者になる道を選んでしまいました。
訓練学校に入ってみると班分けで一緒になったのは、ショタコン騎士見習いの巨乳お姉さんに厨二病患い魔法使いのパン屋の看板娘、お股の蛇口が壊れたようじょ回復職と残念な仲間たち。
いざ一攫千金! と、名誉名声と富を求めて迷宮暮らしをはじめてみたものの……ダンジョン攻略は大変な事ばかりだけれど、僕、いつか立派な冒険者になって、おちんぎんを一杯稼ぐんだ!!
※印にはイラストが入ります。
時代:未登録
舞台:ダンジョン
雰囲気:未登録
展開:未登録
本来、ダンジョンというのは・じめじめしてて薄暗く、不気味。・前に来た冒険者の死体が半分吸収された状態で転がっていたりする。・常時、モンスターとの先手争いで殺伐としている。こんなのが普通で、明るい物語が私だと書ける気がしません。『ダンジョンはいいぞ!』は、そんな暗いものにしかなりそうもない題材を、エンターテインメント性剥きだして書かれた物語になっているということです。ちょっと残念な主人公と、同じく残念な女の子の仲間たちと一緒に、ダンジョンに潜る冒険者になるための、訓練学校に入って基礎を学びます。煩悩の赴くまま、ときにはさっぱりわけのわからない文句で組み立てられた『おもしろ呪文詠唱』などなど。この作品は、作者の照れというギミックに隠された正統派のダンジョンストーリーだと思っています。
異世界で全裸になったり妹株式会社の代表取締役になったりとかなり人を選ぶ内容だった狐谷まどか先生の作品だけど、『ダンジョンはいいぞ! ~僕の迷宮暮らしが残念な女冒険者たちばかりで騒がしいんですけど?!』はあたしの中だと『じんじゃえーる!』以来の名作だと思ってるわ。まず第一話の時点でぶっ飛んでるし!「シャブリナ」だの「おちんぎん」だのなんだかやばい雰囲気がする単語が飛び交ってるのよ!話が進むとティクンって女の子が出てきて、今度は事あるごとにお漏らしするわ! 最高じゃないの!一部の話にはもちうさ先生の挿絵があって、これがまたいい味出してるのよね~。書籍化するならこのままもちうさ先生で行ってほしいわ。
おちんぎんシャブリナアーナフランシスコザビエルパンツ履いてないからお漏らしじゃないスライム叩いて300回 作品中に出てくるフレーズを適当に並べてみましたが、いかがしょうか? 「一体どんなことが書いてあるんだコレ?」と気になりませんか? 主人公のセイジくんは、ショタコン騎士見習いのシャブリナさんに誘われて冒険者の道を歩み始めます。 ダンジョンで立身出世! 王道、けれど「はいはいよくある展開ね」などと読み飛ばせない。何かと会話がハジけてる(誉め言葉)し、1話に1回、たいてい誰かが何かをやらかす。 読み進めていくうち「さーて、今回はどんな風にハジけるのかな!」と中毒になることでしょう。(連休中に最新話まで追いついてしまった? それなら同時掲載の全裸に行くんだ。これもすごいぞ)
狐谷まどか先生のお得意の小説です。出てくるキャラはみんな残念極まりないです(褒初っぱなから飛ばしまくってますが言いたいことは一つです。おちんぎんはいいぞ!!シャブリナさん飛ばしすぎですwこの単語にピンときてしまった方は、絶対に読むのが良いと思います。男は黙っておちんぎんを差し出そう!ティクンちゃんには幸せになって欲しいです。