評価:★★★★☆ 4.2
吉屋衛司は目立たず騒がずの典型的なクラスカースト下位層のラノベオタクだ。
そんな彼に、ぶっちぎりでクラスカースト最上位の陽キャ美少女――二宮姫子が好意を持って絡んでくる。
ある日衛司は偶然、姫子の裏アカを知ってしまい、彼女が自分の事ばかり呟いているのを見てしまった。【今日もいつもの男子に突撃したよ! これからも毎日攻めて攻めて攻めまくるぞ~!】
「どこの誰かは知らないが、二宮さんの裏アカで呟かれていたラノベ男子は幸せ者だな」この物語は、コミュ力カンスト陽キャ美少女がどれだけ積極的に迫っても、裏アカで心情を漏らしても、コミュ障を拗らせた主人公は中々恋心に気付いてくれない――甘々すれ違い系ラブコメである。
※ジャンル別日間・週間ランキング1位、月間ランキング3位ありがとうございます。
※カクヨムにも掲載を始めました。
時代:未登録
舞台:未登録
注意:R15
面白いからレビューいくつもついていると思ってたらこれで2つ目だなんて…書いておけばよかった…と公開するぐらいには面白いです。過去ここまでウズウズするラブコメはありません。イライラしだす寸前で恋が進展していくので読んでいてスラスラ読めます。キャラも立っていて他にない感じに仕上がっておりタイトルから印象を受けるほどテンプレな感じではなく、こっからの展開が大事になりそうです。頑張ってください。
明るく誰とでも話ができるけど本当は少し恥ずかしがり屋の姫子ちゃん。優しく気遣いができるけど男として全く自信のないヨッシー。姫子ちゃんがヨッシーに向ける恋人の意味での「好き」と、ヨッシーが姫子ちゃんに向ける友人としての「好き」その食い違いが何とも歯がゆく面白いです。いつか姫子ちゃんの恋心が伝わる日が来るのか、頑張れ、姫子ちゃん!相手は手強いぞ!