評価:★★★★☆ 4
誰よりも優しく美しい義兄を持つ少女、明日香(あすか)。彼女は、命の恩人でもある義兄に恋をしている。
本当の家族のように、明日香を大切にしてくれる義兄。ずっとこのまま暮らせると信じていたが、義兄には結婚する予定の女性がいることを知った。
兄の側では、もう暮らせない。
明日香は悩んだ末、アルバイト先の上司に相談をするのだが……。もちろんハッピーエンド。シリアス要素はありません。お兄ちゃん大好きな天然鈍感娘が、スパダリのカラス天狗に溺愛されるお話。
全4話、1万字ちょっとでさくっと終わります。
「『僕』と『彼女』の、夏休み~おんぼろアパートの隣人妖怪たちによるよくある日常~」と同じ世界観です。24話、25話にちらっと出てきたからす天狗カップルのお話です。
時代:未登録
舞台:未登録
注意:全年齢対象
愛され方にはいろいろある。ツンデレが好きな人も、純愛が好きな人も、包み込むような愛が好きな人もいるだろう。私は、ヤンデレスパダリが好きだ!(クソデカ声)いくらスパダリでもヤンデレなんて、現実にされればきっと恐怖でドン引きするだろうし、自分の選択肢を奪われるのは腹が立つだろう。そんな風に思っていた時期が私にもありました。……いやいや、違うんですよ。選択肢を奪われてると思わせないくらい、完璧なスパダリだからいいんです。与えられたものが全て自分の希望に沿うなら、恐怖なんてないね?選択する必要がないね?つまり何も問題ない、いいね?ヤンデレが怖いだなんて時代遅れ!愛する人に恐怖を与えていては、それはもはや愛ではないではないかッ!!!真のヤンデレは恐怖を与えることなく愛すのです!さぁ皆さんも本作をお読みなれば私の気持ちがわかるはず。……はぁ。溺愛されたい。