妄想神〜エコカーミサイルでこの世を去った俺が妄想を具現化するスキル（妄想神）を使い、ファンタジーな異世界でチートアイテムを作りまくって勝ち組人生目指して行く物語

パロディ好きにおすすめでマニアックなパロ(人間の屑がこの野郎)が随所に見受けられ、探すのも楽しみの一つ少々主人公に魅力なんか足んねえよなぁ？主人公よりもサブキャラクターの方が魅力を感じます。個人的に好きなキャラは某ネタをリスペクトしたであろう宿屋の主人です。偶像劇のようなが好きな人にウケるかもしれません。

1ページあたりの文字量はそれなりでまぁまぁ読みやすいと思う(小並感)パロネタ、真夏のおっさんネタが多いので人を選ぶがギャグ作品だからそこまで気にするのが間違いか。ただ、パロネタのせいで肝心の主役が“パロネタの人”になり現状“主人公”なのか“狂言回し”なのかどっちつかずでイメージしづらいキャラになっているのが気になる。世界観の説明も短的で妄想神の能力も異世界にマッチしてるのかしてないのか想像しづらい。他のキャラクターはしっかりと個性付けされているので存在感があるのは良かった。他の異世界ライフもの同様、終着点の見えない物語だがパロネタ、時事ネタでも使って読者を楽しませようという気概が感じられる。だらだらと流し読み時折クスッと笑える、やっぱり王道を征くーそんな作品になれると期待したい。