評価:★★★★☆ 3.8
電車に轢かれて死んだ少女、赤汐瞳は――ニート生活もままならないヴァンパイアとして蘇った。
太陽の下で生きられないどころか、歩くだけで足の骨が折れる始末である。
そんな彼女には、夏池太陽という恋人が居た。
彼の家は絶賛借金中であり、割と大変な毎日を送っている。
とある日、瞳の父親である赤汐悠太郎が、太陽に言った。「君の血液全てを捧げる事によって、瞳は人間に戻れる」
つまり、太陽が死ねば瞳が人間に戻れるという事である。
悠太郎は、太陽が死ねば彼の家の借金を全部肩代わりすると約束した。
瞳が人間に戻れて家の借金が返せる。
一粒で二度おいしい状況に、太陽は激しく悩むのであった。
時代:未登録
舞台:学園