どうも、お久しぶりのハウキです。
前回のタイトルになっていたように、少し長い休みをいただくことになった鏡の代わりを求め奔走していたのですが、なかなか見つけることもできず、さあ、いよいよ自分で書くしかないかと思い始めた頃。
「こんなので良ければ載せて良いよ」
という、天の助けが舞い降りました。
まあ、この原稿を受け取った後、ちょっと揚子江さんに抗議しましたがね。
今回の語り部であるヤマモトチハルについてです。
他の語り部たちの話に、この人出て来ていないんです。
それなのに「ああ、久し振り、元気にしてた?」などと私の口から飛び出す言葉。
異能力者間に色々な決まり事があるのは承知していますが、本編原稿を持って来た語り部と知り合いなのに、顔を合わせるまで忘れているって、酷いですよ。
試しに小等部の卒業アルバムを開くと、当たり前のように彼女は居ます。ちなみに中等部と高等部は一瞬在籍しただけなのですが、集合写真には写っていました。更に資料として保管している卒業生名簿でも、シイを抑えトップ3に名前があるくらいです。
これほどの重要人物が目の前に現れるまで、誰も覚えていないんですよ。
「私もつい最近まで忘れていたのよ。昨日思い出し連絡して、それを書いてもらったのだから、許して頂戴。ちなみに、発表しても良さそうな事件はそれが最初で最後になりそうだから、短編で発表してね」
揚子江さんはしれっとした顔でそんなことを言い出す始末です。
思い出してみれば、ヤマト大佐の実の娘で、学園を飛び級主席卒業の偉業を成しえた、たった二人しかいない才女です。まあ、あくまでこの時点での話ですけどね。
話がバーチャルゲーム絡みなので、最近のラノベっぽい話ではあります。
初登場は語り部のヤマモトチハル。ミシマ重工会長候補生の生徒会長ミシマサヤ。生徒会役員ミシママヤ。あとは随時いつものメンバーが出て来ると思ったのですが、これがなかなか出て来ず。
時系列を考えると、この時は結構札幌が手薄だったのがわかります。しかも舞台が北海道ではないですからね。半独立自治体である北海道は、この頃あまり日本に絡まない政策をとっていました。それでも、敵がマジでヤバい奴と表現できれば、援軍くらい出すんですね。
それでは、ヤマモトチハル教師編。全30部スタートです。
四天王最弱は、他の三人よりも多く語る。それは最初に出て来て、色々説明が必要だから
完結日:2019年10月27日
作者:大久保ハウキ
評価:★★★☆☆ 2.5
雰囲気:未登録
展開:ハッピーエンド
その他要素