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病気の親友が、夢を見た。
誰もいない学校。夕陽が眩しく教室に差し込む。たったそれだけの夢。だけど私はその夢に、違和感を覚えた。私の趣味は小説を書くこと。そんな私が昨日書いた小説の舞台に、酷似していたから。
勿論、偶然かもしれない。だから、こんな偶然あるんだね、と笑い合った。偶然だと、奇跡だと思っていた。
でも私の小説は、何度も親友の夢となった。
時代:現代
舞台:未登録
その他要素
注意:全年齢対象
完結日:2019年12月19日
作者:夏川 流美