評価:★★★★☆ 4

北方の雄、ソルドガル帝国は、南西の草原の国、ラクティアを王国を占拠した。しかし、青年剣士ルガートの集めた「ラクティア解放軍」に押され始める。要衝であるゼムド砦を預かるソルドガル側の主人公、黒衣の剣士ヘルヴァルドは、乱戦の末、ルガートに討ち取られて血だまりで意識を失う。
次に目覚めると、赤子の姿でどこかの村の修道院前に捨てられた状態で転生を果たし、年配の修道女レミリアを親代わりに、修道女ミラリアとして育つ事となった。彼は女の身に転生したのだ。聖術と女言葉を覚えたミラリアは、修道院で他のシスターと談笑、ごく普通の少女となっていたが、ある日山賊が村に攻め寄せてきて、殺されていく村人をみかねて、山賊から刀を奪うと、封じていた剣術をもってこれを殲滅した。村は助かったが、ミラリアは奇異の目で見られるようになり、母代わりのレミリアに見送られて、旅に出る事となった。目的地はラクティアの首都ラクティ。今は議会制になっているこの国の議長、かつてヘルヴァルドであった自分を討ちとった、ルガートに会うために…。
そして途中、仮面の白騎士シルヴァンを、彼を襲う刺客から助けつつ、首都ラクティに辿り着くミラリア。中立国エルバドルの第三王子である事を明かしたシルヴァンと共にルガートに対面した二人は、ルガートの言で、国営の特務兵団「ロウブレイド」に入る事になる。治安維持の軍隊と、冒険者ギルドの両面を併せ持つこの特務兵団で、二人は様々な「特務」に挑むのであった…。そして三人めの仲間、手品師兼盗賊の「トリックスター」を自称するロイザードをPTに入れると、遺跡探索にも乗り出す事になる。そして、遺跡で見つけた「賢者の石板」をパズルのごとく集めるべく、総力を挙げる「ロウブレイド」シルヴァンの故郷、エルバドルに向かった一行は、そこで幾つかの「賢者の石板」を得る事に成功し、赤衣の付与術師兼棒術使いの女貴族セリーヌを一行に加える。シルヴァンを巡って、ミラリアとセリーヌは火花を散らしつつ、石板集めはさらに続くのであった。そして石板収集の帰りに、ソルドガルの特攻隊長バルザックの伏兵に遭う一行だが、シヴァルドという名の黒衣の薙刀使いに助けられて、彼の持つ石板をも譲り受けた上、諸事情により、彼も一行に加わる事となった…。そして「賢者の石板」収集の旅は続き、ついに石板の全てが揃う。そして議長ルガートの石板の使い道とは…。


話数:全18話

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録