評価:★★★★☆ 3.7
ビリヤード・・日本での認知度は、それがどんな物かは大抵の人が知っているが、スポーツとしての競技人口は少なく、詳しいことまでは知らない人がほとんど・・といった所だろうか。
三十路を迎えた会社員、日吉健吾は気まぐれにビリヤード場の扉を開けた。
見た目はクールに、でも内面は熱く!
スポーツとしてのアマチュアビリヤードの世界をリアルに描く撞球道、開幕です!球好きさんいらっしゃい、簡単なルールと用語の説明ページ(挿絵入り)が有るので、ビリヤードが良く解らない人にも安心です。
注意:全年齢対象
ビリヤードを題材にした作品は数少ないのですがなんというリアリティービリヤードテーブルに散らばったボールが目の前に広がり、チョークをつけながら全体の配置と最初に狙うボールをどう始末するか……まるで主人公に乗り移ったかのような没入感対戦相手のプレッシャーを感じつつ、練習の時に出来た事を信じてキューを出すもしかしてこれはバーチャルリアリティーなのか←言い過ぎですか?あまりの臨場感に20年ぶりにビリヤード店に行ってセンターショット3セットしちゃいました(笑学生時代、読書感想文もまともに書けなかった私ですが不特定多数の人達に伝わるでしょうか?ビリヤードに対する熱い作品だと思います
君は、ビリヤードと聞くと何を思い浮かべるだろうか?ルールがよく分からない?地味?安心してくれたまえ。この作品を読むと君もビリヤードのトリコになるだろう。・土○巌氏による、華麗なイリュージョンを見ているかのような【ドモンスペシャル】・全てのゲームを3ショットで決める、3ショットの加納こと、加納○二氏による、パワフルで球すらコナゴナにしてしまう【ショットガンショット】・ブラックカーボン製の特注キューを自在に操る、ジェフリー・ボガ○ド氏による【水切りショット・スルーショット】それし我らが主人公が繰り出す、いにしえのビリヤード究極奥義【ダグラスショット】【ダブルヘッドスネーク】さあ!みんなも手に汗握り、地味でネクラなスポーツであるビリヤードの常識を破壊しよう!※)当作品は普通のビリヤード小説です。昔流行った少年マガ○ン連載の某漫画と一切関係ありませんww