パスタイム

要素: ヒストリカル

半端者

評価:★★★★☆ 3.7(3)
 白玉楼の庭師・魂魄妖夢は先代の教えを胸に剣を振る未熟な剣士。主の命により幻想郷に足を踏み入れた妖夢は初めての敗北を知る。  目が覚めると、己の半身たる半霊の声が妖夢の不甲斐なさを責め苛むようになっていた。追い詰められた […]

【西洋風ネーミング雑話】その姓、なにモノ??■改稿版■

評価:★★★★☆ 4.2(3)
    『我が名は、ショウ・セツカ・ニ=ナロウ!』 物語を書く場合、登場人物の名前にはいろいろとこだわったり、悩んだりするかと思います。異世界モノでも、実在する西洋人の姓名などを借用したり、混ぜて組み替えたりするのは楽しいですね […]

    転生幼女 信長の下克上!

    評価:★★★★☆ 4.2(3)
      殺伐とした平安時代末期(せいきまつ)に戦国の魔王が! 本能寺の変で死んだはずの織田信長は、北条家の娘として平安末期の関東に転生する。 貴族中心の社会で、女として生まれ、身分も卑しい。まぎれもない弱者として生れながら、しか […]

      エドマは雨音と共に堕ちる

      評価:★★★★☆ 4.1(3)
       ーーー1868年、パリの郊外。 雨音とは別に響く熱い音にエドマは唇を噛みしめる。 腕を振るたびに、乾いた音がする。 心も身体も、震えるほど冷え切っているのに。 掌だけが、燃えるように熱い。 蓋をしていた想いを暴いた婚約 […]

      アテン神☆ぷりーず ~ツタンカーメンの幽霊とミイラ職人の少年~

      評価:★★★★☆ 4.3(3)
       古代エジプトの若きミイラ職人・カルブは、仕事中にちょっかいを出してくるツタンカーメン王の幽霊とのバカ話を続けるうちに、愛憎渦巻く暗殺劇に巻き込まれてゆく。 ☆ ☆ ☆ 「お風呂にする? ご飯にする?」 「ご遺体をミイラ […]

      遺小説

      評価:★★★★☆ 4.2(3)
       意匠を凝らした、凝りに凝った重層構造! 著者の渾身の姿勢が窺える小説世界。(読者より)主人公の「私」(太田)と幼馴染の河井、両家の祖先は相模の地・幸田村の草分けであり、現代を生きる二人もかつては一目置く仲であった。だが […]

      まほろばの終わりに、聖女はふたつの夢をみる

      評価:★★★★☆ 4.2(3)
        【2019/05/25 最終話にイメージイラストを追加しました】  貧民街に住む少女クーは、あやしげな男たちに追われていた貴族の少年、マティアスを助ける。  身分が違うことを知りながら、二人はすぐに親しくなり、やがて互い […]

        楽士伯の姫君は、歌わずにいられない

        評価:★★★★☆ 3.8(2)
         少し特殊な小国・レガート皇国の楽士伯家に生まれた女の子、エウルナリアは歌うことが大好き。  日々、歌っていられたらそれで充分だけど、家の都合を考えると四年間の学院生活を経てゆくゆくは皇国楽士団の歌い手になったほうが良い […]

        花の影を慕いて―流転の令嬢と薔薇の花咲く白亜の館―

        評価:★★★★☆ 3.8(2)
          一人の老庭師が急死した。彼は20年以上前に唯一の子を失った、寂しい老人であった筈だった。しかし、老庭師にして老紳士は自分の有する白亜の豪邸のオーナー権を、その子孫に譲るという遺言書を残していたのだ! その遺言書に導かれて […]

          月は夢など見るはずもなく

          評価:★★★★☆ 4.2(2)
            10年に渡る少女の幼い初恋は、叶わなかった。 恋を諦めた大国の王女は、蛮族として悪名高い北国へ嫁ぐ。 ただ一夜の思い出さえあれば、どんなに苦しくとも生きていける。そう自身に言い聞かせながら。 王女を娶るのは、毛皮に身を包 […]