パスタイム

要素: 哲学

霧と世界

評価:★★★★☆ 3.8(0)
    注 タイトルを「ガラスの前の~」から変更しました。 大学を中退し、日常生活もうまくいかず、日々を悶々と暮らす霧崎健一は次第に危険思想にとらわれていった。現実に埋没し、自分の卑小な幸福のみしか考えない大衆に向かって、自死す […]

    「アポロンなら黙って席を立つ」  ~ハーメルンの笛吹きが、無人島に建国するような事態~

    評価:★★★☆☆ 3.3(0)
     上陸して来た軍勢を前に、賢者アテナは言い放つ。 「子どもたちだって学びたいのです。しかし、どこで誰にどのように学びたいのかは、それぞれ違います。理想の相手を選びたいのです。  ただ、あなた方の営む学校が嫌われただけです […]

    終わらない世界を始めましょう

    評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
    お姉さんが少年に己の意見をぶちまけるだけのお話。正直、色々詰め込み過ぎて自分でも消化不良を起こしているのが目に見えて解る残念さ加減。『哲学の入門』をかみ砕けないか頑張って素人が失敗した良い例である。

    僕と君の終わった話

    評価:★★★☆☆ 3(0)
    日本という国のどこかにある無人島 そこに、僕こと逸執 天晴(いつしつ あまはる)と幼馴染みの八束 鶯(やつか うぐいす)は住んでいる。何でこんなとこに住んでいるかというと、僕達が国際指名手配犯だからだ。 理由なんて説明す […]

    none

    評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
    ここは、どこだろう。 ここは、世界だ。 自分は、なんだろう。 自分は、世界だ。 世界とは、なんだろう。 世界とは、何か。 たとえば、この世界、と呼ぶとき、 それはいったい、何を指しているのだろう。 この地面か。 この空間 […]

    不老不死の彼女の質問

    評価:★★★★☆ 3.9(0)
      「キミが私の話し相手になってくれる人なんだね?」  僕の仕事は、実験によって生み出された不老不死の少女のカウンセリング。  ようするに、彼女の話を聞き、差し障りのない返答をすることことだ。  不老不死の少女は制限された情 […]

      アウタルケイア

      評価:★★★★★ 4.5(0)
        神童は転落する。 しかしそれは、果たしてだれの責任だろう。 いわゆるエリートを目指していた春輝はうまく行かない自分の人生に懊悩する。 どこかに理由を求めながら。

        詩集:君に命は『宿』るのか?

        評価:★★★☆☆ 2.5(0)
          「君のその身体に命は宿っているのか?」――この世界に蔓延る哲学的問題に21世紀のマルチ・ストリート・エンターテイナー:黙考する『叫』が切り込む。「社会」、「生命」、「死」、「自由」、そして「命」とは。未だかつてないアプロ […]

          ぼくがテンプラになったワケ

          評価:★★★☆☆ 2.8(0)
           人類滅亡へのカウントダウンから百年。  最後の希望として造られた人造人間は、希望を振り撒きすぎた結果、生態系を大きく狂わせた。  そんな中、アンドロイドの少年がテンプラになってしまった理由とは?

          何でも屋と名無し

          評価:★★☆☆☆ 2(0)
          街の片隅に『何でも屋』は存在する。然るべき代価を払えば、どんな依頼でも実行してくれる。文字通り何でもやってくれる。 だが、ある日、店を訪れた男は、世にも奇妙な依頼を持ち込んできた。