パスタイム

要素: あやふやなセカイ

ゆめを蝕むクスリ

評価:★★★☆☆ 3(0)
     とある少女は、目を覚ますと記憶を失っていた。  わかることは、凍える空気の走る公園のベンチで自分は眠っていたということ、起こしてくれたのは見知らぬ緑髪の女の子だということ、そのふたつだけであった。  少女は周囲を見渡す […]