パスタイム

要素: りうの話

骨の撥《ばち》

評価:★★★★☆ 4.2(0)
「骨の撥を毀《こわ》してください」。  時代は明治。〈師匠〉と呼ばれるむすめ・りう。その〈弟子〉本田柳太郎。ふたりは江戸時代に作られた〈骨の撥《ばち》〉を毀すこととなる。 「この撥で弾く音は常世へも地獄へも響きます」―― […]

薪樵りの与一 【りうの話】

評価:★★★★★ 4.5(0)
    幕末、江戸。上野に店を構える大和屋のお内儀・ふみが「離魂病」らしき症状に見舞われる。その診察をした医者の「私」・本田柳太郎は父や妹のミチとともに、辻斬りに遭遇した老爺を助けた。老爺の名前は「薪樵《たきぎこ》りの与一《よい […]