パスタイム

要素: 原野

空の音

評価:★★★★★ 4.5(1)
    町から馬鉄で開拓地の村に帰る父と小さな私、そして村の爺さんと便乗のおばさん。原野の地表に風は無いのに、冬の近い灰色の空はごうごうと唸っている。 小さな私は、父と同乗の爺さんやおばさんとの会話から自分が故郷を失う事になるか […]

    臨時停車

    評価:★★★★★ 4.5(0)
      私は北の或る開拓地で、小さな小学校の教師の離任式を目にする。それは駅でもない村営軌道の線路端だった。そこでその学校を離れる教師は、集まった数人の生徒を前に『最後の授業』といって話をする。