パスタイム

要素: 回想劇

僕がいた跡は点に、君といた証は線に。

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    ある夏の日、夜が明ける頃。 僕は彼女に手を引かれ砂浜を歩いていた。 僕は言う。「何で砂浜を歩くのか」と。 彼女は言う。「その方が足跡が見えるでしょう」と。 僕らは歩く。過去の話をしながら。 ……それに決着がついたら、未来 […]