要素: 文芸
リアルと言葉による「きづき」
評価:★★★☆☆ 2.5(0)
1人の男がいた 。子供も妻もいるらしい。 でも、何年か前にはいなかったらしい。そして、数年後もいなかったらしい。 これは、その記録。 時間軸を歪ませ、いろんな時間の彼を描いた短編集。
キミが夜になるために
評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
大学生の『私』は、フランスへ留学する友人のための宴会に参加する。 夜もふけて洗面所に立つと、鏡には間抜けなひょっとこ面を被った自分がいた。 お面を外そうと苦闘するも全く外れる気配がない。 仕方なしに縁側で涼んでいると、そ […]
稲荷山の小さなお狐さま
評価:★★★★☆ 4.3(0)
『お稲荷さん』で有名な京都にある伏見稲荷大社。しかし、そこには別のお狐さまが住んでいた。冴えない非常勤講師のおっさんが、小さなお狐さまと出会ったことでお話は始まる。 とは言っても、壮大な謎や激しい戦いは一切ありません […]
死んじゃったぼくからの手紙
評価:★★★★☆ 3.5(0)
祖母の死をきっかけに、自分も死んでみることにしたぼくが、父親宛てに残した一週間分の手紙と、父親からのお返事。 パパからの返事、を先に読んでもらってもいいと思います。
ユートピアver1.77 〜やがて《AI》は人と並び、その峠の先を見つめる〜
評価:★★★☆☆ 3(0)
西暦2030年代。 人類は、技術的難関『認識の峠』を超えようとしていた。 完全に人として社会に溶け込めるヒューマノイドロボットの『ナナ』。 国の特定秘密に指定されている彼女は、基本性能の実証のために、密かに職業安定所で働 […]