パスタイム

要素: 梅雨

梅雨の思い出

評価:★★★★☆ 4.3(1)
    OLの野崎清華が信号待ちをしていると、「雨だ」という誰かの声が聞こえた。空を見上げ、頬に感じる雨粒と共に、あまり接点のなかった中学のクラスメイト高井樹との淡い思い出がよみがえる。 ※清華編、樹編の二話+番外編です。 ※ほ […]

    紫陽花とネックレス

    評価:★★★★☆ 4.3(1)
    母方の生家は地元で有名な旧家だった。距離の近すぎる親戚関係を嫌って故郷を離れた私は、祖母の危篤を知って十年ぶりに帰郷した。訪れた病院で、同じく見舞いにやってきた従妹の祥子と再会する。高校生になった祥子は天真爛漫で、こんな […]

    濡れる紫陽花――乙女たち。

    評価:★★★★☆ 4.2(1)
      山奥にあるミッションスクール――K女学校。今日も女学生達はそこで清く慎ましくを信条に生活している。その中でも一際目を引く長身の少女和美は、物憂げに窓から外を眺める日々を送っていた。そんな時、アルビノの天才少女カガミが編入 […]

      雲の尻尾をつかまえろ!

      評価:★★★★☆ 4.1(0)
      ©銘尾 友朗 『夏の匂い企画』参加作品です。 小六のノリアキと小五のタケルは、長い梅雨に飽き飽きしていた。ある日のこと、ノリアキは「雲の尻尾を捕まえに行こう」とタケルを誘う。「それで雨雲をぶっ飛ばそう」と。こうして、二人 […]

      眞野女史と楢谷くん

      評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
      何気ない日常の連続。そんな毎日を送っていたのに、気付いたら雨とともに何かが変わり始めていた…。以前自サイトにて公開していたものの再録です。当時「恋愛小説書きさんに20のお題」からお題を借りていました。注)この話は未完です […]

      水無月さんの憂鬱

      評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
        水無月さんは落ち込んでいた。 自分には何もないことを嘆いていた。 僕はそんな彼女を励まそうとするのだが。 これは六月を擬人化したコメディです。

        天体観測

        評価:★★☆☆☆ 2.3(0)
        梅雨の始まりにふと思い出す小さな過去。大人になりきれない社会人のぼく。そんなぼくがこの日々に何を感じるか。みたいなわけわからない内容です。

        梅雨明け

        評価:★★★★☆ 3.5(0)
         雨が降っている。  私の嫌いな雨が。  好きでもないのに雨は私に付きまとう。  雨は隙間なく灰色のコンクリートを黒く染めていく。溝に溜まり、木々に張り付く水は雨の後を残していく。  それだけのことで私はひどく気分が落ち […]

        雨が降りだした時

        評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
          雨が降り出した時、彼は、彼女は、どこで何をしていたのか。何を考え、何をしようとするのか――。 「雨が降り出した時」から始まる、ある日ある所の人間模様、心のふれあいを描いた短編連作。基本的に主人公は話毎にバラバラ、関連性は […]

          偶然という名の奇跡5~Another Story~

          評価:★★★★☆ 4(0)
          季節が春から夏へと替わる六月のある日。雨音とともに主人公の元へと訪れた小さな事件。それは雨に端を発する夢と魔法の物語だった。