パスタイム

要素: 死者

君が消えた明日は、さよならの消失点。

評価:★★★★☆ 4.3(1)
春隣の空。 どこか哀しげな、春愁の風。 それは、君が消えた明日へと繋がっていた空。 それは、さよならが消失点のように呑み込まれていく空。 もし、いつか訪れる「さよなら」が、こんなにも涼しげなら。 それも悪くないのかもしれ […]

願われた想いの片隅で

評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
あなたが大切だから。 だから、何を犠牲にしても構わなかった。 それでも、この心が届くのなら。 紡いでもいいですか? ――あなたと、生きてほしかった。

恋とは時に死者を狂わす

評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
ある日に柊は不幸なことに死んでしまう。 だが、死んでからが本当に不幸だった。 見に覚えのない『殺人』であっさりと地獄行きが決定してしまい、弁論の余地もなく地獄に落とされてしまう。 地獄でとある少女と出会い地獄から出るため […]

ヘンゼルと迷いみこ

評価:★★★☆☆ 2.8(0)
みなさん、世の中って不思議なことが沢山ありますよね? そうなんです。 わたし、いまとっても不思議なんです。 え? 話がよくわからない? 私もわからないんです。 なぜか私、記憶喪失で生き霊になっていました。 「ようこそ、ジ […]

本当は、もう死んでいるんじゃないのかい?

評価:★★★★☆ 3.5(0)
 ある日、死んだはずの恋人から手紙が届いた。病死して異国の地に埋葬されたはずの恋人から。  手紙を受け取った少女は、驚きつつも、恋人が生きていたことを喜ぶが。  ……所詮は手紙だ。  周囲の人々から、恋人の死を裏付けるよ […]

死者の午後

評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
彼女が携えるのは一振りの剣。 それだけを手に、彼女は在った。 心に親友の影を抱えて、ただ、彼女は在った。 /ものっそい暗いです。登場人物が大体隈なく死にます。ハッピーエンドを求めるかたは回れ右でお願いいたします。

ある神話の、誰にも知られる事のない部分

評価:★★★★☆ 3.5(0)
     死んで魂だけになった老人と、小さな子供の物語。   御存知の方も多いとある神話が舞台になっております。 あえて名前を伏せている登場人物達は有名な名前がある方々です。 もし誰か分かればこっそり教えて下さい。 ※これはあく […]

    the dance of death

    評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
    10月31日の夜、墓場でひそかに行われるパーティ。そこに参加した少年は、死にかけていて・・・? これは、サン=サーンスの交響詩「死の舞踏」に着想を得た作品です。

    門番天使と悲劇の少女

    評価:★★★☆☆ 2.5(0)
      いつもと変わらず天国の門の前で立っていた、天使マーキュリー。外からの侵入者に注意していた彼は、天国から外へ逃げ出す少女を止めることができなかった。すぐに少女を追いかけ、成り行きで共に下層へ降りることに。少女と共にお兄ちゃ […]

      樹医~樹々の言葉を紡ぐ者の事件簿

      評価:★★★★★ 4.5(0)
      見上げるほどの長身で細い手足を持つ青年、木神遥樹には樹々の声が聞こえる。 遥樹が一人で営む「木神園芸店」に、一人の老人が遥樹の店を訪ね、家の樹の手入れを依頼する。 老人の家には、三番目の子供が生まれたときの記念に植えた古 […]