パスタイム

要素: 裏野ハイツ

烏之雌雄

評価:★★★★☆ 4.2(0)
     見知らぬ部屋で目覚めた私は途方に暮れていた。  何故なら私には目覚める前の記憶が無いのだ。  自分が誰なのかも、なんでここにいるのかも、なんで全身傷痕だらけなのかも、全くわからない。  途方に暮れていると、玄関の扉が開 […]

    フツーちゃんは、彼岸花を摘みに行く【夏のホラー2016作品】

    評価:★★★★☆ 4(0)
      サイト『裏野ハイツ』に辿り着けば『怪奇』に出会える。そんな都市伝説を信じて、彼岸町の高校に通う、オカルト部の仲間達は夏休み前の夜、『裏野ハイツ』に集まった。 真夜中の『怪奇』との邂逅。 一人、取り残された少女。 『フツー […]

      03 知りたくない

      評価:★★★☆☆ 3.3(0)
        裏野ハイツ103号室と202号室で起こる一連の事件。 103号室では仲睦まじかった家族におこる変化。 202号室には他人の生活を盗み見し、外の世界への興味をなくした男。 ※短編2話構成の連作になります。 ※一部残酷な描写 […]

        人生終了

        評価:★★★★☆ 4.2(0)
          203号室の住人は金欠の大学生。 ご近所には身寄りのない世話焼きの老婆がいて…… 夏のホラー2016参加作品。

          水の音が聞こえた

          評価:★★★★☆ 4(0)
            裏野ハイツに引っ越してきた大学生の僕は、ときおり奇妙な音をきいた。 それは、まるでどこかから水が滴るような音だった。 このアパートには何かが潜んでいるのかもしれない。

            二○三号室の住人は

            評価:★★★★★ 4.5(0)
               岩壁美千代は、二十年前に亡くなった孫、勇輝の姿を同じ裏野ハイツの住人、桐生夫妻の幼い息子、保に重ねていた。保が美千代に懐きだし、嬉しく思う反面、勇輝のことを思い出して悲しみに暮れることもあった。  ある日、佐多と名乗る […]

              日常は狂気を内包する

              評価:★★★☆☆ 3.3(0)
                音池一弥は、大学進学を機に一人暮らしを始めることになった。彼が入居した裏野ハイツには、少々変わった人間がいるが、あくまで普通の日常の範囲内だと思っていた。しかしその日常は、全てを壊す狂気を孕んでいたのだ。

                かんぬきの日々

                評価:☆☆☆☆☆ 0(0)
                  借家には大家さんが必要。天川星は大家になった。 不自然な日常をはっきり異常と言えばよかった。 戻るには遅かった。 ◯夏のホラー2016参加作の2作目。今回は連載の形式で章立てしてあります。 ◯登場人物は前作「空が出るまで […]

                  ウロボロスは爪先を噛む

                  評価:★★★★☆ 4.3(0)
                     裏野ハイツの103号室で家族と一緒に住む大山薫。何の変哲もない生活の中、突然大きな物音が天井から聞こえてくる。そこで薫は様子見に二階へ上がったのだが……。  それが悲劇の始まりだった。

                    怪奇アパート

                    評価:★★★★☆ 4.3(0)
                      裏野ハイツ。 敷地はブロック塀とアルミフェンスで大雑把に囲まれており、入り口脇にあまり主張しない感じで、アパートの名前が記されていた。 建物自体もお世辞にも綺麗とは言い難い。おそらく築二十年以上だろう。木造アパートは最近 […]