時代: 現代
ラビリンスで待ってて
評価:★★★★☆ 3.6(0)
高校生の玲の彼氏は24歳公務員の圭介。 背が高くて、ルックスも良くて、頭もいい彼氏を自慢できない訳があった。 圭介は玲の実の兄だったから。 卒業を目前に将来を見出せない玲は、圭介との未来の無い関係にのめり込んでいくが・・ […]
砂時計の山頂は、まだ揺れている。
評価:★★★★☆ 4.4(0)
私も彼女と視線を揃えるように、同じく窓を見た。 フィレンツェの黄昏は、硝子を通じて部屋に舞い降りてくる。 「夕陽の光は、優しいですね」 レナが目を細めて、問いかけるように言う。 「まだ物事をはっきりと照らすだけの光がある […]
