ジャンル: 純文学
真似してみよう夢十夜
評価:★★★★☆ 4(0)
夏目漱石の異色の短編集「夢十夜」。 敢えて大文豪に挑戦し、晒してみよう、十の夢。 オチなし。笑いなし。カタルシスなし。 整合性のないイカれた夢の世界こそリアルなのか、それともウンザリするほどつまないリアルこそ夢なのか……
Sleeping Beauty Doll
評価:★★★★☆ 3.5(0)
人より生まれて、人に憑き、悪意を助長し、罪を起こさせ、やがては死に至らしめる汚穢(けがれ)――シン。シンを征服した罪人(シナー)は祈り続けなければならない。 天羽聖斗はシナーであり、禁忌を犯した大罪人でもある。愛してはな […]
掌編集『横になれば』
評価:★★★★☆ 3.5(0)
(1)訳もなく疲れてしまった女がふと思い返すこと――表題作『横になれば』。 (2)元彼の暴力に滅入る妹と深夜まで酒を呑み交わす『ズッキーニ』。 (3)ひと一倍こわがりな女の子の、どうしても眠れない夜『扉の向こうは別世界』 […]