評価:★★★★☆ 3.8
目が覚めると俺はゲームに良く似た世界にいた。
それだけなら別に構わないが、薄汚い路地裏で寝転んでいた浮浪児からスタートだなんてどんな上級者プレイだ?
まあ、良いだろう。
俺はこのゲームをかなりやり込んでいるし、この程度で心が折れることは無い。
さてと、ログアウト出来ないのは放っておいてまずは生活できるほどの環境ぐらいは整えるか。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:異世界
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
面白い。その気になれば、もっと引き延ばすこともできたと思うが、作者さんが多作のためか、とてもコンパクトにまとまっている。内容的には、成り上がる前の、第2章までが良い。第3章以降も面白いが、キャラが増えて、浮浪児4人組の登場場面が少なくなったのが惜しい。ストーリーの展開上、仕方ないと思うが、主人公を含めた浮浪児5人組で成り上がっていく姿が読みたかった。ラストは不思議な感じで、良いのかどうかよく分からないが、こんな終わり方もありだと思う。
ななんと!? 5歳の浮浪者が、実は鍛冶等の錬金に関するエキスパートだった!?という、冒頭から始まる、異世界トリップもの。ちなみに浮浪者ってのが、某ゲームのディーププレイヤー(どんな物も作れちゃう♪)っていうのが、面白いです。そんな彼が、徐々に地位を手に入れて、最後には……!?この作品も、私、一気読みしちゃいました。それくらい、この小説には魅力があります。また、主人公だけでなく、その脇を勤める異世界のキャラ達がまたいいです。最後には、いつの間にやらハーレム(?)になってるので、そういう展開が好きな方にもオススメです。意外なラストになっているので、これを見るだけでも、一見の価値アリです!皆さんも、ぜひどうぞ!!