光翼のリベンジャー

　思わず胸を躍らされるような文章と、読者を飽きさせない展開を繰り広げるとともに、一気に終わりまで読破してしまう面白さがここにある。　なにせ、ここにはライトノベルという雰囲気をかもし出し、ラブコメ、バトル、シリアスとうまくジャンルを駆使して描かれている。　さて、バーサーカー、ここに在り、というのはこの作品を読んでみればわかるであろう。主人公にはとある秘密が、ある出来事によって発覚されるため、そこでタイトルにある「だけど俺は戦闘狂だった」という意味が理解できる。日常の描写はあまりにもありふれているので、読んでいるとにやにやしてしまうことだってあるかもしれない。　このライトノベルは、ラノベ好きな方たちにはオススメであると断言しよう。　興味ある方は、ぜひ読んでください。

　シリアスな雰囲気を漂わせる世界に生きる、個性的かつ魅力的なキャラクター達が織り成す学園ラブコメディ。そして、「アグレッシン」と呼ばれる侵略者に立ち向かうべく誕生した戦士達「リベンジャー」の物語。　萌えと燃えを両立させる「ライトノベル」を見事に体現した作品です。　主人公の成宮日向をはじめとする登場人物達が一緒に日常を過ごす場面は、まさに「学園ラブコメディ」。　そして、彼らが科学の力で生まれた戦士「リベンジャー」として眼前の敵に立ち向かう場面は、まさしく「SFバトルアクション」。　その両方の美味しい所を集約し、一つの作品として形にしている点が、この作品の最大の見所です。　ライトノベルを読んだことがないという方でも、ライトノベルが大好きという方でも、読みやすい文体なので非常に楽しめる作品です。　ぜひ、読んでみてください。

　ラノベのようにサクサク読み進められるのに、読み終わった後にとてつもない満足感があります。　独特の世界観に個性あふれる登場人物たち、最強ながらデメリットも背負う能力を持つ主人公、コメディー調のテンポの良さ、恋愛・学園系のほのぼのとした雰囲気……。　いいところをあげればきりがありません！　ラノベを読んだことがないという人にもお勧めです！　ぜひ、ご一読ください！

　謎の生命体《アグレッシン》が存在する世界で切磋琢磨する個性豊なキャラクターたち。　世界観は甚だしく鈍感で戦闘力ＭＡＸの主人公により面白可笑しく描かれ、その周囲を主人公の幼馴染であり、もんもんしているのが常時の杉原凛華や、主人公の部屋に飽きず猥褻物を持ち寄る上岡トオル、偶然不良から助けてしまったなよなよしく優美な女性、焔香奈などが取り囲む。　重い世界観を設定しているが、主人公達の和気藹々とした雰囲気に思わず頬が緩んでしまう。　ライトノベルの真骨頂、ここにあり！　ぜひ、見てみてください！