秋葉原発! ヘリカルコイラー∞フューナ ~旧型原発はデリート~ 完結日:2012年7月29日 作者:山鳥はむ 評価:★★★★☆ 3.7「原子炉が駄目なら核融合炉を作ればいいじゃない」西暦二〇五〇年、世界がエネルギー危機に陥るなか、核融合親善大使ヘリカルコイラー∞フューナは核融合推進を掲げ、旧時代のエネルギー体系を破壊する核エネルギー制裁を執行する。 話数:全19話 ジャンル:SF 登場人物 主人公属性 主人公最強 職業・種族 未登録 時代:近未来 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 ブラックコメディ 武装少女 科学 注意:R15 残酷な描写あり なろうで小説を読む
原子力がダメなら核融合炉を使えばいいじゃない! フユナは激怒した。必ず、かの無知蒙昧の民を除かなければならぬと決意した。フユナには政治がわからぬ。フユナは、小学生である。笛を吹き、犬ロボと遊んで暮して来た。けれども無駄に対しては、人一倍に敏感であった。「夏は冬場並みに寒く。冬は初夏並みに暑く」エアコン効かせすぎ。「お風呂はお湯たっぷりシャワーしながら」ガス使い過ぎ。 そんなフユナちゃんはちょっとした失言がきっかけで世界に核融合を広めるための大使に任命されたのです。 フューナちゃんかわいい。彼女は空を飛び、ヘリカルコイラーとして戦います。悪いヤツらをやっつけろ。えへへ。えほえへ……。……。 ……。「ダメだ。もう脳をやられている」この物語は核融合100%のクリーンエネルギーで運営されております。読まねば強制執行です。それ行政執行……ぐぼあッ?!
核融合による発電所建設を推進する過激な小学生の女の子と、放射線が飛び交う環境が欲しい猫が戦う物語です。内容は非常に不謹慎ですが、風刺と捉えて読める人には楽しめるかも知れません。文章力、構成力が良く話しに引き込まれ、現実にはあり得ない技術もありそうだなと思わせる勢いがあります。猫に唆される女の子が背負うランドセルに使用されている反射材と減速材があれば福島原発事故の完全収束と廃炉作業が100年以上早く完了できると思います。現実世界にも欲しいですね。