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無用心な奴だ……。そう思いながらも、駿河秀一は奴から注意を逸らせずにいた。耶崎中の元四神王の一人が話しを聞きたいと水を向けたら、誰だって身構える。名前が知られているのも、やりにくい話しだ。そんな駿河の代わりに、同じことを、相手に警戒心も与えもせず、奴はやってくれた。騎道若伴。端正な顔立ちに不釣合いな黒縁眼鏡同様、その存在もアンバランスな転入生。この街に起きた不可解な事件を、彼等は追っていた。最後の悲運へのCOUNT DOWN開始。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:学園
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象