評価:★★★☆☆ 2.5
「お前など生まれて来なければ良いものを」
幼い頃に恐怖を植え付けられた少女――日和(ひより)は、自分らしく生きたいと望むが、それは自分の命を危険にさらすことを意味した。
「自分を殺して生き続けることは、生きているのではなく、死に続けているということだ。ならば、私は天意に背いて女王になる!」
女神の如く美しい衣紗か、
限られた者にしか正体を明かさぬ豊津原の女王か。
彼らは今、どちらの女王を主に迎えるのか選択を迫られていた。≪古代ジャパネスクファンタジー≫ 2013年度ロマン大賞 二次選考通過。
時代:古代
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
日本古代を舞台にした物語です。病や天災などで悩まされ、民は悲痛の叫びをあげていました。そこに現れた新たな女王、変わる為変わる戦い。神を信じる時代の、巫女の少女の優しさを是非。力よりも強い力を感じてみてはいかがでしょう。上手く表現することが出来ませんが、本当に素晴らしい作品なので、読むことをお勧め致します。