評価:★★★★☆ 4.1

 幼い頃、何度も母が読み聞かせてくれたミラル・ガジェットの本。
 物語で繰り広げられる冒険に、病弱だった武術道場の娘ひびきは心を踊らせていた。

 外に出たい。元気に動き回りたい。
 こんな弱い体に負けたくない。
 そんな思いから必死に鍛錬に勤しみ、成長した今は健康な体と有り余る体力を手にしていた。

 ある日、父の友人であるヒューリット出版社の社長から、ミラル・ガジェットの取材についていける雑用係を送って欲しいと依頼され、父はひびきに行ってくれと頼む。
 思いがけずミラルに会えることに喜びを感じながら、ひびきは頼みを引き受け、出版社へ向かう――。

 自由奔放で気まぐれな作家と、そんな作家に振り回される担当と雑用係の物語。
 自分の好み全開の冒険アクションコメディーで、アリアンローズ新人賞応募作品です。

 書いている私も、読んで下さる皆さんも楽しめる作品を目指して頑張ります。



登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象