評価:★★★★☆ 4.1
名門伯爵家令嬢 オフィーリアは、オルコック伯爵家当主 ローランドに嫁いだ。
しかし、初夜、ローランドはオフィーリアにある忠告をする。その忠告にオフィーリアは了承し、二人の約束になった。
「わたくしの旦那様は素晴らしいのです」
それは他者からすればまるで惚気るような、オフィーリアがよく口にする言葉。
そんなオフィーリアの、伯爵夫人としての日常物語。
(予告なくR15程度の性描写があります)(全5話+蛇足全6話)
話数:全13話
ジャンル:異世界恋愛
時代:近代
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15
個人的には、悲劇ものは悲しくなってしまうので好きではないのですが、この話は何回も読み返してしまいます。後悔って先に逝く人よりも置いていかれた方が強く残りますよね。その点、2人は前世で必ず出会うという呪いのおかげで、もう一度やり直せたなら良かったです。オフィーリアの両親も死ぬ前に少しでもお互いの気持ちが分かり合えていたら、オフィーリアも自分とローランドの関係を前世で肯定できていた筈なのに、と思いました。
悲しい恋ですが、(悲恋物?にしては)そこまで重くなりすぎずに話が進んでいった印象でした。しかし、落とす時は容赦無くズドーン!といきますね。泣かされてしまいました。笑相手を愛したあとで、自分がその相手の幸福感を一瞬にして踏み潰してしまった事を知る。そしてすれ違っていた事を知っても、既に取り返しのつかない、その現実の残酷さ。お話としてはそこまで長くないと思いますが、内容はとても濃いのではないかと思います。要らなそうか部分は省いて読んでしまう私ですが、今回はじっくり読めました。別の作品も読ませて頂いてます!頑張って下さいね。
まず、完結とありますが、完結していません。旦那様視点の話まで入れて完結にした方がスッキリかも。物語はとても面白かったです。オフィーリアが最後に幸せで良かったなと思います。オフィーリアと旦那様の心境がよくわかりました。メアリーの設定をもう少し知りたいと思いました。あと、前世にはあったミルクティーやスコーンが来世にはないのは違う世界だからでしょうか??でもこういう話大好きです
感想を受付ていないので、こちらに記載しました。まず本編が物語として完結していないですし、タグがわけ分かりません。ハッピーエンドとあったので、読みましたがこれはアンハッピーエンドだと思います。タグにハッピーエンドがあるからといって、安心して読まない方が良いです。タグは読み手に分かりやすいように情報を与えるものですから、きちんとされた方が良いと思います。