評価:★★★★☆ 3.8
何時の間にか、声が出なくなっていた。そしてわたしは、守ってくれた彼を捨てて逃げた。
だから彼が、わたし以外の誰かと結婚することになったのだとしても、わたしは構わない。
どんなに胸が張り裂けそうでも、わたしは彼が幸せならそれで良いの。
※これは短編『私の声が、聞こえますか?』からの連載版です。
カクヨムにも同じものを掲載しています。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
注意:残酷な描写あり
完結日:2014年1月3日
作者:しきみ彰
惹き込まれた、と言えばいいだろうか。 読み始めたら次の展開が気にってしまい、気が付けばもう最後まで読み終えていたことに驚いた。 声が出ないリノラとたとえ声が聞こえなくても彼女のことを愛するライルのすれ違いにはもったいない、と思っていたけれども最後は結ばれることに喜びました。 声が出せなくても、口パクで言葉を伝えられるリノラと彼女の想いを感じれるライルのシーンとかはもう甘くて、たまらない。