救済しようなどと思っていない小説エタり時保健室 完結日:2014年2月15日 作者:風待月 評価:★★★★☆ 4.1 どうして執筆途中で放置された――エタった長編小説が多いのだろう。 なぜエタってしまうのだろう。 どうしたらエタらないのだろう。 そんな考えから作り始めたエッセイです。 ただし読む人が一番知りたいであろう、『こうしたらエタらない』という方法は書いてません。 話数:全18話 ジャンル:その他 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 エタ後も書くなら エタ経験者歓迎 タブーに挑む? でも書く 反感買いそう 執筆初心者お断り 基本的に長編の話 書き方指南的なもの? 結局自己満足 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
完結できない作品は……多分、このエッセイを読まれても、急に創作意欲がわいてきたり、必ず完結できるわけではないと思います。 読んでいただきたい方は、新作をこれから書こうという方です。 エタらない作品作り方について、色々と説明がされていますが、これまでの小説の指南書に書かれていない、なろうで執筆される方向けの指南が書かれています。 読んでみて、私はこれまで、好みの小説はないか、さがしてばかりいましたが、支持の多い作品はもちろん、反面教師になるような作品も多く読まなくていけないなと思いました。 家族と共用のPCで時間がっと自分に言い訳していましたが、きっと、その甘さが成長の妨げになっていると痛感しました。 時間は作ろうと思えば作れる、その通りだと思います。
※エタる=エターナルから取られた造語で、作品が完結できずに更新停止して「永遠の未完」状態になってしまうことです。勿論最初からエタらせようと思って書き始める作者さんは居ないでしょう。ですが、事実としてかなりの作品が完結できないでいます。それだけ作品を完結させるのは難しいということなのです。ここで紹介しますエッセイでは、小説がエタる主な原因であろう「ネタ切れ」「キャラ増加」「熱意が冷める」「読者の感想に傷つけられる」等を鋭く分析し、対処・対策の提案がなされています。提案の中身も非常に具体的かつ、心構えの話から技術論の話までバランス良く配置されていて飽きさせず、誰でもすぐに始められそうなエクササイズから本格的に筆力向上を望む人の為のスペシャルメニューまで様々です。良薬は口に苦く、私も読んでて耳の痛い話がありましたが、それだけに正直に受け止めれば進歩に繋がる良作であると思います。