評価:★★★★☆ 3.5
やっほー!みんな、あらすじの時間だよー!
今回のあらすじは、可憐で清楚でお淑やかでボインな美少女である佐久間がお送りしまーす!今の紹介の中に色々と嘘があるけど、君は何個気付いたかな?全問正解者には「スゴーイ」って褒めてあげるから、お便りお待ちしているよ!
いやぁ、あらすじ紹介か…緊張するなぁー。私って人前でアレコレ話すのあんまり得意じゃないんだよねぇ。なんかソワソワするしドキドキしちゃうじゃない?あの感覚が苦手なんだよー、同意してくれる人も多いんじゃないかな?そんな人は是非お便りお待ちしているよ!
うーん、上手くあらすじ紹介出来るかなぁ…みんなどう思う?私ちゃんと出来ると思う?不安がっている私に、応援のお便り沢山お待ちしているよ!
よし、あらすじ紹介しよう!私やっちゃうよー!やりまくっちゃうよ!本気という言葉の意味をみんなに分からせちゃうよー!私が模範的なあらすじを披露した際には、これまた沢山のお便りお───。
(大人の事情により、割愛させて頂きます)
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:現代
舞台:未登録
雰囲気:ほのぼの
展開:未登録
注意:全年齢対象
“不思議ちゃん”とも比喩される17歳の少女。主人公でもある佐久間が執筆した設定の、小気味よい会話劇でオーガナイズされたこの作品。作者のちょっとした遊び心をちりばめた文体は変わりないものの、過去の作品とは異種的で読み初めには戸惑いを隠せないかもしれません。例えば……電車内で会話している本人たちはとても楽しいけれど、隣に座っている人間からしたら……苛立ちを隠せないあの感覚が蘇る物語序盤。しかし、読み進めるにしたがって“不思議ちゃん”の心が多くの方の胸にあるのではないかと、思わず記憶の引き出しを開けずにはいられなくなっていきます。この季節に読むと、センチメンタルを乗せた桜の花びら舞い散る花吹雪におそわれることでしょう。センチメンタルの風に吹かれるか、苛立ちの波動に飲みこまれるか、読者の感性のよって様々な角度から捉えられる『眠れる夜は誰のせい』。一度読んでみませんか?