評価:★★★☆☆ 2.6
私の名前は小林晴香。今年で12になる。
私には、生まれる前に亡くなった『兄』がいる。
私の兄の名は、小林隼人。私は、たった一度…たった一度でいいから…兄に…会いたい─…。
そんな思いを胸に、毎日を過ごしてきた。そして、ある日のことだ。私はクラスメートからいじめを受けるようになり、それから数日がたった日…兄から手紙が届いた─…。
話数:全12話
ジャンル:スペースオペラ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:感動
展開:未登録
注意:全年齢対象
親しかった友達に裏切られ、陰湿ないじめを受け、折れてしまいそうになった少女・晴香の心。彼女の危機を救ったのは、もういないはずの「兄」だった────ある日唐突に届いた、一葉の手紙。それは、亡くなった兄からのものでした。兄の姿を知らないまま、晴香は彼と文通を始めます。心配は掛けたくない。でも、頼りたい。暗い日々の中、晴香はどちらの道を取るのでしょうか。そして、物語は感動のラストへ…………。手紙をテーマにした作品は数あれど、この作品ほどに手紙の特徴を上手く生かした小説はなかなかありません。あなたも晴香のように、泣いて、笑って、生きていきたくなる。そんな希望に溢れたこの小説、一読の価値大いにありです!