評価:★★★★☆ 3.7
――西暦201X年、日本は危機的状況にあった。三連動大地震の発生、南西諸島での軍事衝突、そして、日本本土侵攻。攻める側にも守る側にも予想外の日本本土決戦は、また残暑の厳しい中はじまった―――
「なぜこんなことに?」
勝利の熱狂の中で一人呟くものがいれば、苦難の国の最前線でそう呟くものもいる。
なぜなら、人生同様、歴史はそういった錯誤で形成されているのだから。
これは、そんな21世紀最初の大国同士の「戦争」の断面を切り取った物語である・・・
※――本作はフィクションです。実在の人物・団体・国家などとは一切関係ありません。作中の描写はいかなる差別的な事柄をも許容するものではありません。
※――「事実は小説より奇なり」と云うように、現下の情勢下では更新の継続は困難と判断し、一応のあらすじを終章として投稿したあとで更新を凍結いたします。
変事があれば削除も検討いたします。
読者の皆様におかれましてはご了承願います。
話数:全14話
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり
これが書かれた四年前ならまだ創作として楽しめたのかもしれない。しかし、今や米中経済戦争がどこへ向かうかわからない。本当にこうした事態は起きないと自信をもって言える情勢ですらなくなっている。しかも、昨今の平和団体や護憲政党をみると、本当にこの小説のような行動を起こしてもおかしくない。そんなうすら寒ささえ感じてしまう。