評価:★★★★☆ 4.3
十四歳の「ぼく」が目を覚ますと、町は眠っていた。どれだけ時間が経っても朝はやって来ず、町の人びとは誰一人として目を覚まさない。明けない夜の町を彷徨っていた「ぼく」は、やがてコノハという少女に出会う。彼女もまた、「起きてしまった」人間の一人だった。二人は眠ってしまった町の謎を解くため、夜の冒険に出かけるが、町の様子が自分たちの記憶と微妙に異なっていることに気づく。降り積もった雪。あるはずのない川。そして森の中にそびえる灯台。これは眠れない子供たちが辿る、一夜の冒険の物語。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象