評価:★★★★☆ 4.4
電子機器を停止させる『竜』の大群により、人類文明は崩壊。
──それから三十年あまり。
人口は最盛期の十分の一に減少し、テクノロジーも1世紀近く後退。人類は竜におびえ、世界の片隅で縮こまる弱い存在でしかなかった。
それはまさに『竜の時代』だった。
しかし、ゼロ戦をはじめレストアした兵器で竜に挑む者たちが現れる。
人々は、彼らを『エース』と呼んだ。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
完結日:2014年6月8日
作者:GIN
電子機器を停止させる『竜』の大群により、人類文明は崩壊。
──それから三十年あまり。
人口は最盛期の十分の一に減少し、テクノロジーも1世紀近く後退。人類は竜におびえ、世界の片隅で縮こまる弱い存在でしかなかった。
それはまさに『竜の時代』だった。
しかし、ゼロ戦をはじめレストアした兵器で竜に挑む者たちが現れる。
人々は、彼らを『エース』と呼んだ。
“悪しきドラゴンに立ち向かう主人公” 主人公の武器として多くの方が思い浮かべるのは〈竜を狩る力を秘めた剣〉だったり〈身に宿した魔法の力〉だったりするのではないでしょうか? それはファンタジー世界の住人であるドラゴンと言う存在の特性を考えれば当然の答えでしょう。 しかしこちらの作品で人々がドラゴンに立ち向かう際に使用するのは、戦闘機をはじめとする《近代兵器》です。 もしかしたら「現代科学の力で戦えるんだったら、伝説上の怪物なんか楽勝じゃね?」……と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、事はそう簡単に運びません。(この辺りの事はご自身の目で読んで確かめてみてください) 『ファンタジーの怪物と近代兵器の対決』と言う世界観と共に、そこに生きる人々の感情がしっかりと描かれた作品です。 少し趣向を変えた怪物退治が見たい方にお薦めです。